長い夏休み、
子どもたちとたくさん映画を見ました。

ディズニー作品、コナンやルパン、ジブリが定番です。
私達夫婦も大好きな天空の城ラピュタは、もう何回見たんだろう?
と思いながらもこの間、テレビで放送していたのを家族で見てしまいました。
それで思うのですが、大冒険って母親不在ですよね。
天空の城ラピュタに出てくるパズーもシータも母親はいません。
隣のトトロと出会ったのはお母さんが入院中のできごとでした。
シンデレラはお母さんがいないがゆえに継母にいじわるされるも、魔法使いと王子様と出会います。
アラジンに出てくるアラジンもジャスミン王妃にも母親はいません。
君の名は。のみつはも瀧もお母さんは出てきません。
そう考えると、お母さんがいる時間は「日常」で、お母さんがいないのが「非日常」のかもしれません。
お母さんがいればごはんも出てくるし、学校の宿題やスケジュールも把握してくれているから忘れて失敗することもありません。だから安心だけれども、反面、管理されているのでうっとおしいと思うときも多いだろうし、予定調和でありきたりの日々です。
お母さんがいないと、全部自分でやらなければならないから当然大変です。だけどその分何が起こるかわからない部分があって、それが大冒険につながるのかもしれません。
ママがいないときこそ、トトロに会えるかもしれない。
そう思いながらも、毎日毎日「ママ―!」と呼ばれてあれこれしてあげる日々ですが。
疲れているときは面倒くさいことこの上ないのですが、これだけ必要とされている時期も貴重だと思って、なるべく楽しく過ごそうと思います。そして実際、けっこう楽しいことも多いです。
怒涛の夏休みが終わり、そんなことを考えています。